(no subject)

私の、二人目の父のように慕っていた人が亡くなりました。


病気に入院していて、1ヵ月半前にお見舞いに行ったときには元気そうに伊吹を抱いてもくれたのに、ほんとうにあっという間に具合が悪くなってしまい、2週間前にお見舞いに行ったときには、もう周りにいるのが誰なのかもわからないようでした。


私が11才のときに入った太鼓教室で出会った人です。
その後私の両親と一緒に和太鼓総を立ち上げ、共に太鼓を打ち、私に笛を教えてくれた人でした。
年齢と仕事の忙しさから太鼓奏者の現役を退き、総を見守る立場となってからも、私たちのことを何かと気に掛けてくれて、私の結婚式ではスピーチもしてくれました。


どうして亡くなってしまったのかわかりません。
どうしてこの世に病気があるのかわかりません。
どうしてこの世に死があるのかわかりません。

でも、どうしてこんなに悲しいのかだけは　わかる

弘之さん、私の二人目のお父さん。
私はあなたが大好きでした。
もっとずっと、伊吹が大きくなって、私がオバサンになって、弘之さんがおじいちゃんになって、伊吹が結婚して子供ができて、私がおばあちゃんになって弘之さんがもっとシワシワのおじいちゃんになるまで、一緒にいたかった

天国でも私たちや総のみんなを見守ってくれますか？
こっちでは仕事とか頼まれ事とかパチンコとか、毎日超忙しそうにしていたんだから、天国ではゆっくり休憩してください。

今までほんとうにありがとう